このページでは、RJOOの「STAR、アプローチ」部分のFMCルート設定を行っていきます。実際には、それらは飛行中に割り当てられるわけですが、今回は管制は受けずに飛びますので、今設定を行ってしまいましょう。
FMC
【DEP ARR】ボタンをPUSHします。

RJOOのARRである、LSK 2RをPUSHします。

「RJOO ARRIVALS」ページが表示されました。画面の左側にはSTARの選択肢が表示され、画面の右側には着陸滑走路の選択肢が表示されています。

今回は着陸滑走路に「ILS 32L」、STARに「YAMAT」を選択します。ここまでFMCの設定を行ってくれば、もう選択方法は大丈夫ですね?

「YAMAT ARRIVAL」はこんな感じです。

「YAMAT」を6000フィート以上で通過、「IKOMA」を3500フィート以上で通過、あとはILSに乗って着陸です。
RJOO 32LのILSアプローチチャートの一部

上記のようなチャートは、オープンナビで、無料で検索できます。
LEGSで設定を確認します
これまでの操作で、離陸から着陸までのルートの設定が終わりましたが、問題なく設定できているか「LEGS」ページで確認する必要があります。
【LEGS】ボタンをPUSHします。

「LEGS」の1ページ目が表示されました。

上のキャプチャーのように、指定したSIDである「JYOGA 1」のコースが正確に表示されています。途中の通過ポイントの高度制限も、入力してはいませんが、表示されています。
【NEXT PAGE】ボタンをPUSHします。
「LEGS」の2ページ目が表示されました。

【NEXT PAGE】ボタンをPUSHします。
「LEGS」の3ページ目が表示されました。

3ページ目のルートに問題があります。上のキャプチャーの枠で囲ってある部分に「ROUTE DISCONTINUITY」と表示されています。これは『KODAIとYAMATの間のルートが繋がっていません』というエラーメッセージです。
以下の操作を行って、「KODAI」と「YAMAT」を接続します。
「YAMAT」が表示されている「LSK 4L」をPUSHします。スクラッチパッドに、「YAMAT」と表示されます。

「□」がいくつか表示されている、「LSK 3L」をPUSHします。LSK 3Lの位置に「YAMAT」がコピーされ、「ROUTE DISCONTINUITY」エラーは解消しました。

上記のように、全てのLEGSページを見て「ROUTE DISCONTINUITY」エラーがないか確認してください。今回は「ROUTE DISCONTINUITY」は上記一つだけでした。
ルートのACTIVATE
ルートを確認したら、「LSK 6R」をPUSHして、ACTIVATEしてください。

ACTIVATEをPUSHすると、「EXEC」ボタンの上のライトが点灯します。【EXEC】ボタンをPUSHして、ACTIVATEを実行してください。

以上でFMCのルート設定は完了です。NDの表示も以下のように変わります。
NDの表示 – ルートのACTIVATE前
入力した飛行コースが点線で表示されています。

NDの表示 – ルートのACTIVATE後
飛行コースが実線に変わりました。

次のページでは、FMCのパフォーマンス・データの設定を行います。